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具だくさんの「鶏飯」に丸鶏を煮て取ったスープをかけて食べる料理

奄美大島の名物料理、シンプルで美味い「鶏飯」を紹介

鹿児島県の奄美大島

2017年3月にNHKの「ブラタモリ」という番組で、奄美大島が3回に渡り、特集された。
現在は、鹿児島県に属する。
歴史を見ていくと、13世紀に琉球王国の支配化になり、約250年続く。16世紀に入ると薩摩藩の支配下に入り、約300年続いた。第二次世界大戦後、米国の支配下に入り、その後、再び、鹿児島県になった。薩摩藩は、奄美大島でサトウキビを作らせ、島民を働かせ、年貢を徴収し、相当、搾取したようだ。サトウキビを食べることも許されなかった島民の栄養源は、「ソテツの実」(ブラタモリによる)とのことだ。

奄美大島の名物料理

そんな奄美大島の今の名物料理は「鶏飯(けいはん)」だ。
「茶碗に盛った米飯に、ほぐした鶏肉、錦糸卵、椎茸、パパイヤ漬けか沢庵漬けなどの具材と葱、きざみ海苔、刻んだタンカンの皮(陳皮)、白胡麻などの薬味をのせ、丸鶏を煮て取ったスープをかけて食べる料理」(Wikipediaより抜粋)

シンプルな料理だ。これが美味い!

「鶏飯」 ご飯に鶏肉、タマゴ、のり、出汁の効いた汁をかける

その他の奄美料理

そんな鶏飯(けいはん)にハマり、その派生料理や他の郷土料理も食べてみた。
まずは、鶏飯ラーメン。
うーん、イマイチ・・・。ラーメン化せず、鶏飯そのままの方が良い、と感じた。

「鶏飯ラーメン」 その名の通り、鶏飯のラーメン版だ

初日に「鶏飯」、2日に「鶏飯ラーメン」、4日目に「鶏飯」、とにかく鶏飯三昧だった!
島民の栄養源だった「ソテツの実」を食べ忘れてしまった…

(ライター 小谷俊武 )