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美しいトリノの商店街

イタリア・トリノの旅行記。王立オペラ劇場がある、明るく楽しい活気ある街。

14年半ぶりのイタリア訪問

14年半ぶりのイタリア訪問となった。

10月16日(日)午後1時05分に蘭アムステルダムのスキポール空港を格安航空のTRANSAVIA(オランダ系)で発。午後3時過ぎにトリノ空港に着。フライトの途中、平坦なオランダ、ドイツを通過した後、オーストリア、イタリアのアルプスの山々が見えて感動した。既に雪が積もっていた!

オランダ、ドイツに1週間ずつ滞在したが、なんか、アルプスの山々の雪を見ると、ワクワクするし、そして、「イタリア」という言葉が更にワクワクさせる。そんなラテンのイメージの国だ。

2006年に冬季五輪が開催されたトリノ

初のトリノ訪問。2006年に冬季五輪が開催された都市だ。
予想以上に小さい空港だ。そして、空港にある広告のデザインと色の感性の良さが目立つ。バレエ雑誌の編集長に会うのが目的だが、色の使い方だけでも大きな刺激になる。荷物を取り、市内に向かおうとする。電車の駅に行くが、なんと寂しい無人駅だった。そして、TORINO DORA駅行きも1時間に1本。2.70euroと安い切符を買い、約30分も駅のフォームで待つ。近くで50歳くらいのイタリア人男とロシア人女性が、ずっと熱いキスばっかりしている。アモーレの国だ。なんか、いきなりイタリアっぽさを見て、ステレオタイプそのままだと思った。午後4時18分発の電車に乗る。電車が正確な時刻に来たのにはビックリした。

午後5時過ぎに終点のTORINO DORA駅に到着。でも、ここはまだCENTRO(中心街)まで遠い。そこからバスに乗らなければならない。近くにいたガーナ系のイタリアに住んでいる人に、バス番号を聞き、再度、30分くらい待つ。待っている間に通りに走っている車をチェック。イタリアは小型車が多い。ドイツやオランダでは珍しいFIAT(イタリア系)が多いのが目立つ。そして、フランス系のルノー、プジョーやVolksWagenの小型車もも目立つ。とにかく、他の西側諸国に比べたら、お金がないのだろうと推測できる。

ようやく「11番」のバスに乗る。超満員。そして、移民系の人ばっかりだ。アフリカ系が多いんだろう。バスは低所得者層の乗り物でもあるが、アフリカ系の人が多いのにはビックリした。そして、ガーナ系の人に促されるまま、バス停で降り、そこから、タクシーに乗り、チェントロ(CENTRO)のホテルへ。タクシーの運転手もよくしゃべる。そして、街中の建物がとても綺麗だった。

王立オペラ劇場

時間が掛ったが、午後5時頃、王立オペラ劇場にも近いホテルにチェックイン。

その後、ホテルの人にお薦めを聞き、歩いて2分のPIAZZA CASTELLO(カステロ広場)に行き、その後、その裏にあるTEATRO REGIO(王立劇場)の場所を確認した。本日は午後3時からLA BOHEMEのオペラ公演だったが、時間的に逃した。既に公演も終了していたようで、中を覗くことはできなかった。

その後、VIA POという劇場から斜めに走る栄えている通りを歩く。それにしても日曜なのにトリノは活気がある。人がいっぱい。イタリア人だらけ。みんなメチャクチャしゃべりまくっている。そして、明るく楽しそう。カフェでもおしゃべり、通りでもおしゃべり、イタリアは、日本で若年者を形容する「草食系」という言葉とは縁がなさそうだ。そして、超ラテン、ラテンの極みであり、そして、アフリカも近いので、顔は、ほんと地中海って顔だ。北アフリカ系の人たちと大きく変わらないのでは、、とも思った。地中海という海で繋がっているんだから。

街なかの小さなお店

街中には、靴屋、服屋、本屋、ピザ屋、カフェ、GELATO屋さんが目立った。オランダ、ドイツのようなモバイルショップ系は少なかった。感覚的に、「人間関係が大事!」という雰囲気が見えてきた。PONTE VITTORIO VENETOという橋まで歩き、、そこからUターンして、元にも戻った。途中で、GELATO屋に立ち寄り、2.50 euro で、アイスの玉2個乗せたカップアイス。チョコ味がうまい!そして、10分後、別のジェラート屋でもまたアイスを食べた。

それにしても久々のイタリア。おしゃべり、アモーレ、そして、カフェ&ジェラート。人生を楽しむ達人たちのようだ。靴や服にオシャレをする。オシャレさは、間違いなく一番だ。ホテルでテレビを見ていても、みんなオシャレ。ビックリ。

本場のジェラート。やっぱり美味しい。