現美新幹線ととれいゆつばさ ~美術館新幹線と足湯新幹線~

これが新幹線の車内!


JR東日本30周年記念、「GENBI SHINKANSEN(現美新幹線)」と「とれいゆつばさ」が大宮駅にやってきた。

走る美術館と、走りながら足湯

JR東日本は2017年の今年30周年を迎えた。
それを記念して、2017年の11月に一日限定で、2種類の「のって楽しい列車」が大宮駅に姿を現した。

15番線には、世界最速の芸術鑑賞ができる「GENBI SHINKANSEN(現美新幹線)」、16番線には足湯付で温泉街のように車内を散策しながら楽しめる新幹線初のリゾート列車「とれいゆつばさ」が停車。

現美新幹線は、2016年4月より、上越新幹線「越後湯沢~新潟間」を運転中。
とれいゆつばさは、2014年7月より、山形新幹線「福島駅~新庄駅」を運転中。
どちらも普段は首都圏での運行はないので貴重な機会だ。

車内見学と、足湯を体験!

事前申込みで、運よく車内見学、足湯体験ともに当選したので、当日の様子をレポートしよう。

係員の誘導でまずは右側の現美新幹線へ

ラグジュアリーな車内、ここは自由席

子どもも遊ぶことができるプラレール、ここも車内!

よく見ると、現美新幹線が走っている!

ほかにも追加車両やレールの入った箱もあり楽しく遊べそうだ。

壁にはアート作品、向かって左は窓だが、この日はブラインドが下ろされていた

写真家石川直樹さんによる迫力のある大きな写真作品

——トンネルを抜けたら雪国であった
川端康成が「雪国」で書いた名句は、在来線の清水トンネル(全長10km弱)を指す。この新幹線では全長20kmを超える大清水トンネルを通りながら雪の街の写真を眺める。トンネルを抜けながら雪国の予感があった、とでもいおうか。

アーテイスト荒神明香さんの作品

ブライアンアルフレッドさんのアニメーション映像

座席はソファー

座ると、ふわっと沈むのかなと思ったが、意外に座り心地は堅実な感じだった。

ここまでが、現美新幹線。タイムテーブルにはここで「写真撮影」とあったので、記念の集合写真でも撮られるのだろうか?と思っていたら、参加者が新幹線の外観を撮ることができる時間だった。たしかに撮られるより撮りたい。

2つの新幹線が並ぶ姿を、先頭側から参加者が撮影

つづいて、とれいゆつばさ

うってかわって和テイスト、お座敷指定席

2人席と4人席で、テーブルは倍に広げることができる

そして、とれいゆつばさの目玉である、足湯。
これが想像以上によかった。

山形県の花「紅花(べにばな)」をイメージした赤

ちょうど横を別の新幹線が通り抜けて行ったが、車窓にはどんな風景が流れていくのだろうか。

更衣室や、靴下の脱着で座るためのソファーもあり、ぽかぽかとしたお湯がしあわせな旅気分を味わわせてくれた。

走行中の足湯は、1回15分、380円(タオル付き)。ウェブサイトのトップページには「※足湯は、びゅう旅行商品ご利用のお客さまに限り、足湯利用券をあらかじめご購入いただけます」とあり、旅行商品ではないと入れないように見える。しかし、別ページに「※当日の状況により、車内にて足湯利用券をお求めいただける場合があります」書かれており、旅行記などを読むと繁忙期でなければ当日券は求められるようだ。

今回は見学だけだったが、どちらの列車にもバーカウンターなど、飲食コーナーもあり、各地の名産物が用意される。
そして、料金は普通の新幹線と同じというのだから、本当にわくわくする新幹線だ。

いつか実際に乗って旅をしてみたい。