横浜の裏側?表側?ウラ横で27杯呑み遊び!
ウラ横は、裏か表か
横浜駅の表といえば、にぎやかな通りやさまざまなデパートの並ぶ西口側が華やかだ。
だが歴史的には反対の東口側が先に栄えてきたため、オモテは東口側だろうと唱える人もいるとかいないとか。
東口は現在は大人の隠れ家のような店も多く、喧騒から少し離れてゆったり過ごすにはよい場所となっている。
そして自らを「ウラ横」と名乗る大人の余裕を見せている街だったりする。
27杯が1000円で
秋・冬にこの「ウラ横」エリアで開催されるのが「urayko.net」
今年の開催は2019/9/1から10/31と2020/1/6から2/29の4か月間。
1000円のカードを購入すると、ウラ横エリア27店舗で各1ドリンクが無料になる。
つまり「1000円で27杯」呑めてしまう!!という企画。
ウラ横エリアのアソビルへ
2011年の初回は16店舗で始まったこの取り組みだが、今回は東口すぐの「アソビル」内の飲食店が6店舗も参加しているのが特長だ。
野毛に本店がある焼きそばとギョーザがウリの「まるき」ではトッピングの組合せで、自分好みのオリジナルな焼きそばを楽しめる。独自麺×オリジナルソースで記憶に残る焼きそばができあがる。
北海道出身のオーナーが独自の感性で選び抜いた「wacca」では、ジビエ料理やエゾ鹿もリーズナブルな価格。
自然派ワインバル「Spinx」ではカード提示でスパークリングワインも無料に。
「呑りすけ(ノリスケ)」のいくら三食丼や、「ゆうや 裏横」のうに炊き飯、「立ち食い鮨 鈴な凛」の江戸前握り魅力的。
ちなみにこのうちお通し代がかかるのは「ゆうや 裏横」の324円だけ。
ということは、各店1品と1杯でたとえば3店回ったら、三品とお酒三杯でたったの1500円。
なんてお得!!
もちろん大人の街なので、もっとゆったり飲んでもいいわけだが。
呑みはじめ、ちょっと一杯また一杯
まず一軒目、自然派ワインバル「Spinx」へ。
1人あたり500円の注文がurayokoカード利用のルールなので、ふたりで1000円少々のピンチョス8点盛。
二軒目、ちょっと高価だけれど「ゆうや 裏横」のうに炊き飯1500円が気になって
ひつまぶし風に、そのまま食べて、薬味と食べて、それから
ウニの風味とやさしい出汁があわさって、至高の味。
ちょっと一杯のつもりで呑んで、お気に入りのお店や料理と出会う。
他の地域の呑み歩き企画と比べると開催期間の長さは特筆もの。11月12月は忘年会シーズンでいったん休みとなるが、2020/1/6から2/29の後半期間も待ちわびられる。
27店舗との出会いの仲で気に入ったらそこでゆっくり、きっとそれがウラ横流だろう。