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人口3000人弱、北海道南西部の日本海上に浮かぶ島の、ゆったり島時間を紹介

北海道南西部の日本海上に浮かぶ島

奥尻島(おくしりとう)は、みなみ北海道の西にチョコンと浮かぶ島、面積は142.97平方キロ、人口3000人弱。

上記地図中の、緑色が奥尻島

ウニやアワビなどの海の幸に恵まれ、これからの時期だと6月開催の奥尻ムーンライトマラソンなどでも知られる。

ハーフもフルも21時に終了で、コースを彩る夕暮れの空の色、イカ釣り漁船の漁火、そして月あかり・・・などに迎えられる人気のマラソンだ。

島へのアクセス

空路は函館空港からの直行便が10000円前後、フェリーは函館近郊の「せたな」と「江差」(えさし)から出ており、乗船時間は2時間強、料金は2等なら大人ひとり2000円前後とお得。意外にも首都圏からのアクセスがよく、新幹線からの接続なども考慮されており、たとえば東京駅を午後(13時20分)になってから出発しても、当日夜のうち(20時30分)に到着が可能だ。

海から向かう奥尻。「ハートランドフェリー」が運航

辿りつけば、港で、島のキャラクター「うにまる」くんが迎えてくれた。

ウニをモチーフにした公式マスコットキャラクター

島では、ゆったりとした時間を過ごすことが出来る。

名所のひとつ、奇岩「なべつる岩」

古代の人々の装飾品、まが玉作りを体験。稲穂ふれあい研修センターにて

源泉かけ流しの町営温泉、神威脇温泉。海に面しており、2階からの眺望は絶景

五右衛門風呂がある宿も!民宿カサイ

ふるさと奥尻

こんな奥尻、あわただしく過ごすのは勿体ない。一・二泊して、島時間を味わいたい。

海の幸もたっぷりと味わう

ここで、2015年度の高校2年生が作った、とてもすてきなふるさと奥尻島PR動画を紹介しよう。

学生時代に戻って、島で過ごしたくなってしまう。

島に帰省してきて、また島から出ていくという人が乗っているフェリーに遭遇した。

紙テープで別れを告げる

お盆などではもっと盛大だそうだが、たったひとりの友達との別れでも、こうした紙テープを用意する島の人たちの気持ちがじんわりと伝わる。

見えなくなるまで船を見送るうにまるの姿に、「また来るよ!」と言いたくなった。

またこの島で会う日まで

参考サイト

奥尻島観光協会:http://unimaru.com/
ハーランドフェリー:http://www.heartlandferry.jp/