「粋(いき)」で「華(はな)」のあるライフスタイル情報サイト


1977(昭和52)年に公開された山田洋次監督の「幸福の黄色いハンカチ」。
夕張ある、この映画をテーマにした「幸福の黄色いハンカチ想い出ひろば」を訪れた。

「幸福の黄色いハンカチ」ラストシーンのロケ現場

1977(昭和52)年に公開された山田洋次監督の「幸福の黄色いハンカチ」。
映画をみたことがなくとも、「幸福の黄色いハンカチ」という音の響きを憶えている人は多いのではないだろうか。

作品のあらすじはwikipediaなどにも出て来るが、網走刑務所から出所した男が夕張に住むかつての妻に「もし俺を待っていてくれたなら、庭の竿のの竿に黄色いハンカチを結んでくれ、黄色いハンカチがないときは俺は黙って夕張を去っていくから・・・」と手紙をしたため、夕張に向かう。

日本映画史に残る不朽の名作

夕張にある、この映画をテーマにした「幸福の黄色いハンカチ想い出ひろば」を訪れた。

想い出の家

ここは高倉健演じる主人公の島勇作と妻光枝(倍賞千恵子)が再会を果たした感動のラストシーンの実際のロケ現場だった場所だ。

幸福の黄色いハンカチ

想い出の家に入ると壁と天井一面を埋め尽くす黄色に圧倒される。

想い出の家、室内

黄色の正体はハンカチではなく付箋紙で、訪れた人たちはそれぞれに思いを書いてこの部屋にのこしていく。

幸せになれますように、など七夕の短冊のように書かれている
ひとつひとつの思いがプロジェクターでも映されていた

映画のセットの再現も

家の奥には映画のセットが再現された部屋があり、外にはたくさんの黄色いハンカチのたなびくポールも。

監督のインタビュー映像が上映されていた
想い出の家のすぐ近くにある黄色いハンカチが吊るされたポール

風に揺れる無数の黄色いハンカチを見つめていると、温かさや懐かしさ、ゆったりとした時間の流れが感じられた。

想い出と今と未来

大切な誰かと一緒に訪れたくなる場所です。

参考サイト

幸福の黄色いハンカチ想い出ひろば