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東京からジェット船に乗って2時間弱、大島は一番近い伊豆諸島。
海に温泉に地層にと、いろいろな名所があるが、ホースライディングもおすすめ。

東京から日帰りできる伊豆諸島

ずっと行ってみたかった伊豆諸島に初めて行ってきた。遠いところかなという印象だったのだが、ジェット船なら東京竹芝から日帰りで往復できる。

土日は横須賀の久里浜にも立ち寄る。軽い気持ちで出発

カラフルなジェット船だが、最高速度は時速45ノット(約83km/h)にも達する。そのため、船旅の最中に甲板に出ることはならず、原則着席でシートベルトが必須だった。

島内では、日本唯一の砂漠『裏砂漠』や、海と隣接し水着で入れる混浴の『浜の湯』が名高いが、意外なアクティビティとしては与那国馬のホースライドの体験ができるのを発見し、馬に乗ってきた。

馬は沖縄の与那国からやってきた与那国馬

与那国馬ホースライド

与那国馬の体高は約120cm。日本在来馬8種類の中で2番目に小さな馬だそうで、簡単にまたがることが出来た。馬主の平山さんが大島に移住したのは1988(平成元)年。それまでに与那国に住んだことがあったため、大島に移住後半年ほどしてホースセラピーをしたいと、与那国から牡馬1頭と牝馬2頭を船で連れてきた。

馬上からの一枚

初めての乗馬だったが、やさしく手綱をひいてくれる。慣れないうちは腰から体重を預けてしまうのでなく、足の親ゆびの方に8割方の体重をかけた方が揺れを感じすぎずいいそうだ。

「ヒズメの音が聞こえますか?」
耳をすますと、音が、やさしい揺れとともに伝わってきた。

いい気分

途中手綱を放されて、完全な1人乗りにさせてもらったことも。「若い馬だとできないのですが、シータはもう16歳なので落ちつついているのです」という。もちろん乗る側にも習熟度はあり、何度も来ている人だと、全行程を1人乗り、という人もいるそうで、値段は乗馬はショートコース10分1000円から、1周コース120分1万円まで、いずれも1分あたり100円だ。今度は一周乗ってみたい。

乗馬が終わると、お馬さんは山頂から牧場へ帰ってゆく。
どうやって帰るか。

「車で横に連れて道路を一緒に走ります」

ええ---っ! 島だなぁ・・・。