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まるでプライベートビーチ

遊泳可能時間は10時から17時まで、その他の時間は人が少なくプライベートビーチのよう。海辺でゆったりできる「せたな町」の海を紹介

せたな町、透明な海に沈む赤い夕陽

せたな町は、三本の杉の木のようにみえる大きな岩がある三本杉海水浴場で知られる。公共交通機関では函館本線長万部駅でバス(上三本杉行き)に乗り換え、1時間30分。夕方少し前に浜辺に着くと、そこはほぼプライベートビーチだった。

三本杉海水浴場

波の穏やかな海に足を入れてみる。
7月の終りでもまだ少しひんやりする北海道の海はどこまでも透明だった。

三本杉海水浴場

ここではキャンプが許可されており、この日は筆者のほかにも一組のテントがあった。お互いすこし離れた場所で、もう一棟テントを張った。

西側の海岸。水平線に夕日が沈む

すこし風が強かったが、海鳥の声が聞こえる大自然の夜を過ごした。

海の幸いっぱい。ウニや、幻の天然岩ノリも

朝も10時までは遊泳できないが、早朝は海辺の散歩を楽しんだ。
海岸沿いにある土産店や食堂では、海の幸がいっぱい。

ミニ丼(30g)900円、普通盛り(60g)2000円のウニ丼があったが、折角なのでウニ大盛りに。

ウニ大盛り(80g)、2600円

また、土産屋で初めて目にした天然の岩のりも手にしてみた。
10枚入りで3200円~3800円という大変高価な海苔だが、知る人ぞ知る貴重品。参考にネット通販も探したところ同じものが6500円とびっくり。数がすくないため流通にほとんどのらず幻とも言われる海苔だそうで、初めて購入してみた。

地元漁協の瀬棚海苔

自宅で封を切ると、磯の香りがたっぷり。黒々とした分厚い海苔の、濃厚な味を噛みしめた。