北海道の「青の洞窟」
青く輝く海の時間、「青の洞窟」の北海道版を紹介
世界の「青の洞窟」
「青の洞窟」と聞くと、どこを思い浮かべるだろうか。
世界的には、イタリアの青の洞窟が有名だが、沖縄の恩納村(おんなそん)の真栄田岬(まえだみさき)など、日本国内にも「青の洞窟」がある。
北海道の「青の洞窟」
そして意外だが、北海道にも、数カ所の「青の洞窟」が存在する。小樽市、札幌から約80kmの積丹町(しゃこたんちょう)、函館から約50kmの知内町(しりうちちょう)など、いずれも積丹半島沿いだが、今日はその中から、知内町の青の洞窟を紹介したい。
この青の洞窟に入ることができるようになったのは、2014年からと、実は最近のこと。
国土交通省と約1年間交渉を続け、認可を受けた「矢越クルーズ」が春から秋まで(4月後半から10月半ば)船を出している。
陸路ではたどり着くことのできないパワースポット
クルーズの航路から見られるのは、陸路ではアクセスできない断崖の風景。崖中腹にある階段、その先には鳥居があったりと見所満載。
この日は残念ながら出会わなかったが、朝早い便だと道中イルカの群れに会うこともしばしばあるという。
写真は昨秋に訪れて撮ったもので、十分に青く見えるが夏に比べると光がすくないため、真夏だともっと青く輝くそうだ。
願い事が叶う洞窟、ともいわれており、洞窟の中で船頭さんが白い小石を渡してくれた。
透明度の高い青の中をユラユラと小石が落ちていく姿をそっと見つめた。
参考サイト
矢越クルーズ:http://www.854.jp/