森のサーカス
森の中で演じられた「森のサーカス」を紹介
古来より、森や林に居る精霊
—古来より、森や林には精霊がいると伝えられています。
花の精、竹の精、あらゆる植物の精。
彼らは葉っぱや幹の影に隠れひそみ、じっと人間の動きを見つめ、森を守ってくれています。
「森の精」を、アーティストのLekaが森の中に置く中、エアリアル(空中芸)のアーティストたちが森の中を舞う。2017年5月14日、横浜にある「鴨井原市民の森」にそんなサーカスを見に行った。演出は目黒陽介、音楽はイーガル。
最後には、地のバーバラ村田のまとう布が天まで伸びて、地と精霊、人と森はひとつになって、
あるいはひとつであった記憶に辿りついて、物語は結ばれた。
サーカスはステージで見る物という印象が強いかもしれないが、森のサーカス、とても深い時間だった。