横浜桜木町、東急東横線跡地
桜木町「東急東横線跡地」が遊歩道として整備された。「こたつでシネマ」など興味深い社会実験がおこなわれている
15年前のこと
横浜高速鉄道みなとみらい線が15周年を迎えた。
言葉を変えると、「東横線の桜木町駅」が無くなってから15年たったということになる。
桜木町駅周辺の東横線跡地はずっと使われることなく残されていたが、2019年7月16日、駅西側から紅葉坂交差点までの約140メートルが、に歩行者専用道路として供用開始された。
こたつでシネマ
この跡地の活用が社会実験として行なわれており、2019年12月20日に開催されたのは「こたつでシネマ」。
読んで字のごとくなのだが、なんと、跡地にこたつを置いて映画を見ようという企画だった。
意外にもこたつに人が入りきらないほどの大盛況だったが、すこしだけこたつに入らせてもらった。中には昔のような出っ張ったヒーターではなく、フラットヒーター。熱源からじりじりという即効性はないがしばらくいるとぽかぽかと温かくなってきた。
まだ跡地全域の整備ではなく、これから先がどうなっていくか楽しみに感じた。
跡地は京浜東北線が真横を走っていることもあり、トレインビューな散策路としての人気も出そうな予感もする。昼の散歩もおすすめだ。