雪の町のアルパカ
映画「じんじん」で知られ、絵本の町と呼ばれる北海道の剣淵町には、アルパカ牧場がある。
映画「じんじん」の舞台となった「絵本の町」剣淵
北海道上川郡の「剣淵(けんぶち)町」は、映画「じんじん」の舞台となった「絵本の町」として知られる町だ。
人口わずか約3000人の町の絵本専門図書館「絵本の館」は、絵本だけでも約3万6000冊の蔵書をもつ。
絵本好きなら、この絵本の館に一日中居ても楽しいくらいなのだが、せっかく剣淵まで来たらもう一か所どこか行ってみたいというときにおススメなのが、アルパカ牧場。
剣淵町のアルパカ牧場
正式名称は「ビバアルパカ牧場」。
JR剣淵の駅から約3km、バスが駅から1日4本のバスが出ている。
牧場に入ると、白い雪の中に白いアルパカが佇んでいた。
アルパカは全部で11匹。
1匹ずつ名前があり、似たような黒いアルパカが何匹かいるが、飼育員さんからは一目瞭然らしい。
餌を持った手をのばせば、どのアルパカもすぐに懐いてくる。
冬の初めに訪れたが、北海道のこうした施設には珍しく、冬季の休業期間もない。
もふもふとしたやさしいぬくもりに、体も心もぽっかぽかになったアルパカ牧場だった。